JACリクルートの求人紹介メールには、「1. 応募する/2. 応募しない/3. 詳細を確認したい/4. その他」という選択式で返信できるものがあります。
先にお伝えしたいのは、この「3. 詳細を確認したい」という中間の選択肢が、想像以上に助かるということです。「応募するか、しないか」の二択を迫られずに、まず情報だけ集めるという動き方ができる。実際に私は、職種は魅力的なのに勤務地が条件外という迷いどころの求人で、この選択肢に救われました。
この記事では、選択式メールの仕組みと、実際に「生産技術」の求人をどう判断したかをお伝えします。
「選択式」の求人紹介メールとは
WEB面談のあと、担当コンサルタントの方から「ご面談でお伺いした条件に近い求人がございましたので、ご案内させていただきます」というメールが届きました。
メールを開いて少し驚いたのは、返信の仕方が選択式になっていたことです。具体的には、以下の4つの選択肢から番号を選んで返信する形式でした。
1. 応募する
2. 応募しない
3. 詳細を確認したい
4. その他
求人紹介のメールというと、「この求人どうですか?」「応募しますか?しませんか?」という二択を突きつけられるイメージを持っていたのですが、実際には「3. 詳細を確認したい」という中間の選択肢が用意されていました。
これがあるだけで、気持ちがかなり楽になりました。「応募する」と返信したら一気に選考が進んでしまうのでは、「応募しない」と返信したら今後の紹介が減ってしまうのでは、といった不安を抱かずに、まずは情報だけ集めるという選択ができるからです。
転職活動を続けていると、「いきなり白黒つけなければいけない」という思い込みが、知らないうちにプレッシャーになっていることがあります。選択式の返信フォーマットは、そのプレッシャーを和らげてくれる、ちょっとした工夫だと感じました。
なお、こうした紹介メールの末尾には「求人内容には非公開情報が含まれるため、第三者への提供は禁止」「不要になった際は破棄を」という注記もありました。エージェント経由の求人票には企業が一般公開していない情報が含まれるため、社外秘として扱う必要があります。このブログで会社名を伏せているのも、この守秘義務を意識してのことです。
紹介された求人は「生産技術」職
今回ご紹介いただいた求人の概要は、以下のとおりです(会社名は伏せ、ここでは仮にB社とします)。
- 紹介先:あるメーカー。ポジションは生産技術
- 主な仕事内容:①生産システムの構築(工場建設計画、設備投資、量産準備、設備導入、新技術の開発・導入)/②生産システムの維持・向上(QCD向上、ライン改善、設備改造、設備保全=TPM)/③その他(環境対策、設備管理、技術者育成)
- 勤務地:愛知県内だが、自宅から車で1時間以上
- 年収レンジ:400万円〜650万円
説明を読んだとき、「これは自分のこれまでの経験と重なる部分が多い」と感じました。私は製造現場での機械修理や設備改善の経験があります。生産技術という職種は、まさにその経験を活かしながら、より上流の「ライン改善」や「設備保全(TPM)」「新技術の導入」にも関われる仕事のように見えました。
正直に言うと、これまでご紹介いただいた求人の中で、職種としては一番興味を持てた求人でした。
自分の条件と照らし合わせると、2つのひっかかりがあった
職種への興味は大きかったのですが、自分のこれまでの条件と照らし合わせると、2つのひっかかりがありました。
- 勤務地が自宅から遠い(車で1時間以上)
- 年収レンジが希望より下(自分の希望は700万円以上キープだが、レンジの上限が650万円)
これまでの記事で何度もお伝えしてきたとおり、私の転職活動の優先順位は「勤務地 > 年収 > 職種」です。
この優先順位に従うと、今回最も重視すべきなのは勤務地です。そして今回の勤務地は、まさにその最優先条件から外れているということになります。職種にどれだけ興味があっても、優先順位の1番目が条件外であるというのは、決して小さな話ではありません。
一方で、職種への興味は今までで一番だったのも事実です。ここでいきなり「2. 応募しない」と返信してしまうのは、少し早いのではないかとも感じました。
そこで今回は、「1. 応募する」でも「2. 応募しない」でもなく、「3. 詳細を確認したい」を選んで返信することにしました。勤務地について、通勤の柔軟性(在宅勤務や勤務地変更の可能性など)が実際にどの程度あるのか、また年収レンジについても改めて確認してみようと考えたからです。
「職種は一番合っているのに、最優先条件である勤務地が外れている」という、これまでとは違うパターンの判断でしたが、選択式の返信に「詳細を確認したい」という選択肢があったおかげで、即決で断ることなく、もう一歩踏み込んで考える時間を持てたのは良かったと思います。
まとめ
- 求人紹介メールが「応募する/応募しない/詳細を確認したい/その他」の選択式になっていることがあり、「詳細を確認したい」を選べば即決を迫られずに情報収集できる
- 職種が自分の経験と一番合っていると感じても、「勤務地>年収>職種」という自分の優先順位の中で最優先条件が外れている場合は、その点を軽視できない
- 興味のある職種に出会った場合も、いきなり断るのではなく「詳細を確認したい」を選んで、勤務地の柔軟性や条件の実情を確認するという選択肢がある
- エージェント経由の求人情報は非公開情報。ブログやSNSで発信する際は、会社名や詳細を伏せる配慮が必要
次回は、「詳細を確認したい」と返信した結果、どのような回答をいただいたのかをレポートしたいと思います。